「オタクファッションを辞めたい」
「オタクファッションをからかわれて恥ずかしい」
「脱オタクしておしゃれになりたい」
当記事では、『脱オタクファッションをしたい女性』に向けての記事を書いております。
総勢26名の元オタクファッション女性にお話を聞くことができ、彼女たちの体験談や脱オタクファッションに成功した秘訣を聞くことができました!
「オタクファッションを辞めたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
この記事の目次
どんなオタクファッションをしていた?
オタクファッションといえば「チェックシャツにバンダナ」というアキバ系ファッションを思い浮かべるかもしれませんが、
女性の場合は幅が広く、いくつかのジャンルに分けられます。
- ゴスロリ・ロリータ系
- 森ガール系
- アニメオタク系
- アイドルオタク系
厳密にはまだあるのですが、大まかに分けるとこんな感じです。
各ジャンルのオタクファッションをしていた方にお話を聞くことができたので、各ファッションのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ゴスロリ・ロリータ系
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ビジュアル系が流行っていた時にロリータファッションをしていました。
服だけでも300着を超えて所持していたので相当な金額をかけていました。
原宿などにロリータファッションで毎週末、繰り出していました。
ゴスロリメインの痛いファッションしてました。
バッグもイベントなどで入手した缶バッジを大量に付けたり、ゴスロリ服に推しのカラーなど入れて一部は自作など手作りしたりなどしてました。
森ガール系
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ブランドでいうとアクシーズの服のような、フリルが多かったり、森ガールとよばれるようなゆるいファッションをしていました。
ちょっと幼稚っぽくて女の子らしいファッションでした。
なんちゃって森ガール風ファッション、宮崎あおいさんを目指していましたがいま考えるとダサかったです。
アニメオタク系
今日のオタクファッション pic.twitter.com/igvMYmuWzi
— SHI (@SHIsight) October 20, 2019
よくあるオタサーの姫系(ツインテールにリボン、動物の耳のついたパーカーに膝上までのフリフリスカート、ニーハイソックス)の格好をしていました。
それに飽きた後はビックTシャツに短パン、ニーハイソックスでアニメにいる元気タイプのキャラクターっぽい服を着ていました。
好きなキャラクターがアニメの中で着ていたような服装をしていました。
缶バッチやストラップをたくさん付けたバックを持って、推しの存在・どのくらい好きなのかをアピールする格好をしていました。
アイドルオタク系
非ジャニオタの友達にTシャツ可愛いと言われたので関ジャニさんの布教活動頑張ります pic.twitter.com/lZyU7PQ3Lh
— 狂気のぱんだ (@INFINITY_panpan) June 10, 2020
大好きなアイドルのツアーTシャツを着ていました。
あまり奇抜なデザインではなかったのですが、やはり街中ではとても目立って浮いていたのではないかと思います。
今考えたら恥ずかしいです。
好きなアイドルグループのライブTシャツをいつも普段着にしていた。
部屋着はもちろんのこと、外出時にも来ていくほど好きで、Tシャツを目立たせるためにズボンは黒色かジーンズを履いた。
今回アンケートにお答えいただいた方の半数以上はゴスロリ・ロリータ系のオタクファッションを経験されており、
ゴスロリ・ロリータ=オタクというイメージは確かに強いかもしれません。
アキバ系の本家本元のオタク女子よりも多かったです。
実は私も10代の頃は漫画大好きのオタクだったのですが、当時のファッションを振り返るとオタクファッションというよりも壊滅的にファッションセンスがなかったです(苦笑)。
だから逆にゴスロリファッションなど洋服にこだわりを持っている方々のほうが絶対におしゃれだと私は思います。
当時の私がそうだったかのように、洋服にお金をかけるくらいなら漫画やアニメグッズを買いたい…というファッションに無頓着なタイプの方が真のオタクファッションだと思っています。
オタクファッション女子を辞めようと思ったきっかけは?
みなさんがオタクファッションを辞めたきっかけはなんだったのでしょうか。
詳しく聞いてみました。
25歳になり、流石にフリフリのワンピース着るのはキツイなぁと思った事と、any SiS等のOL向けのファッションにはまり、フリフリ系に興味が無くなったため、自然とオタクファッションを卒業出来ました。
(ロリータファッションから脱出)
お金がかかり過ぎて、しまいには借金までして服を買っていました。
その借金が親にバレ、それをきっかけにロリータファッションから足を洗う決意をしたことで普通のファッションに戻りました。
(ロリータファッションから脱出)
年齢が一番の問題でした。
ヴィジュアル系ライブに行っていると、お客さんの中にたまに40代から上の人もいらっしゃいました。
自分と同じようなゴスロリファッションをしているのですが、失礼だけどかなり見た目がキツかったです。
このままいくと私もああなってしまうのかなと思ったのがきっかけです。
(ゴスロリファッションから脱出)
恥ずかしくなってきたこと。
彼氏ができて、彼氏に辞めてといわれることが多くなり、やめるようになった。
今は自分も親になったからこそ、気をつけるようになった。
(アニメオタクファッションから脱出)
友達に激しく指摘されたからです。
「もう一緒に遊びたくない」とまで言われてしまいました。
正直かなりダメージを受けてしまいました。
私自身あまり気にしないタイプだったので、余計に傷ついてしましました。
(アイドルオタクファッションから脱出)
16歳の頃、勤務先にコスプレイヤーがいる事が判明したのですが、めちゃくちゃ今風のオシャレなお姉さんでした。
仲良くなると「結局どんなにオタクでも外見が一般人なら気持ち悪がられない」と助言を頂き、ファッション紙を読んでるうちに自分のダサさに気づいたからです。
(アニメオタクファッションから脱出)
20代中盤以降、年齢的にもう無理があると思ったからです。
同じような趣味の友達との集まりも減りましたし、原宿などよく行っていた場所にも行かなくなったことがきっかけです。
(ロリータファッションから脱出)
好きだったアニメへの熱が徐々に冷めていき、客観的に自分を見れた時「なんて格好をしていたんだ…ダサすぎる」と思ったのをきっかけに辞めました。
年齢が上がって年相応の服を着たいと思ったこともきっかけです。
(アニメオタクファッションから脱出)
年齢的な問題
周囲に指摘されたから
主な理由はこの2つでした。
ファッションを楽しむのは個人の自由ですが、年齢とともに楽しめるファッションの幅が狭まってしまうことも確かです。
加齢とともに「痛い」と思われてしまう周囲の視線も否めません。
私自身は18歳で脱オタクしたのですが、その後ギャルファッションに目覚めました。
30代の今となっては確実に当時のギャル服なんて着れません。
恥も良いとことです(笑)。
悲しいかな「若いから許される」というファッションは世の中には本当に多いので、若い人は今しかできないファッションを全力で楽しんでいただきたいところです。
そしてアラサーに差し掛かると、年相応のファッションを心がけていかなければなりませんね。
具体的にどのような方法で脱オタクファッションをした?
具体的にどのような方法で脱オタクファッションをしたのか、その方法も聞いてみました。
ロリータファッションをすべて処分することで決別しました。
情報が目に入らないようにし、髪型や持ち物も全て変えて気持ちの切り替えをしました。
周りからの評判もよく、褒められる事で辛い気持ちをなんとか乗り越えました。
(ロリータファッションから脱出)
まずは今まで縁がなかったユニクロに行って、マネキンが着ている服を買いました。
それっぽくなった気がしてから雑誌を読み始めファッションビルに洋服を買いに行きました。
最初からオシャレなお店に行くのはハードルが高すぎたので、とにかくユニクロ頼みてした。
今も全身柄物や全身黒にならないようにだけは注意しています。
(ゴスロリファッションから脱出)
30歳になるまでに辞めようと決意しました。
急には辞められないので、まずはヘッドドレスをつけるのをやめてみたり、フリフリアイテムを減らしてみたり、徐々に。
最終的に普通の人でも着ていそうなちょっと可愛い服くらいに落ち着きました。
その後好きだったバンドが解散したこともあり、自然とライブにも行かなくなりました。
月日が流れて、すっかり趣味も変わり今はUNIQLOを着ています。
(ゴスロリファッションから脱出)
いろんな女性ファッション誌を読んだことです。
今の流行はもちろん、色味のバランスなどもしっかりおさえるとまとまりがあって可愛らしいんだなと感じました。
ファッションの勉強ができました。
(森ガールファッションから脱出)
決意してオタクTシャツを捨てて脱しました。
捨てることまでしないと辞められないと感じたからです。
また、部屋を広くしなければならないという状況があったという理由もあります。
(アイドルオタクファッションから脱出)
好きなキャラクターに似てる服装、オタクファッションっぽいと思うものは一切やめ、服屋さんのマネキンのコーディネートをそのまま買ったり、ネットでトレンド等を検索して参考にしました。
(アニメオタクファッションから脱出)
お洒落な友人に買い物に付き合ってもらったことが大きいです。
また、それまで抵抗があったコンタクトや巻き髪にも思い切って挑戦しました。
メイクやヘアセットはYouTube を見て研究しました。
それから使う色味の数を絞ることやデコルテを出すことなど、ネットの記事や漫画から学びました。
(アニメオタクファッションから脱出)
服をすべて入れ替えました。
ひとつでもアイテムを残すと、オタクに引っ張られる気がしたためです。
無理にコーディネートしようとせず、無難なユニクロ・ジーユー・無印良品で、特徴のない普通の服を選び揃えました。
パンツスタイルはオタクにとって鬼門だと思うので、大きすぎずぴっちりしすぎないパーカーとロング丈のプリーツスカート、スニーカーが多かったです。
必ず無地であること、色で冒険しないことが鉄則です。
白いパーカーと黒いスカート、コンバースの黒スニーカーが間違いないです。
(ロリータファッションから脱出)
好きな人ができたので変わりたいと思いました。
姉がスタイリストで流行りの服を知っていたので教えてもらいながらダイエットもしました。
彼の好みだという、白Tとジーパンの似合う女になりました。
その後彼と付き合いはじめました。
(アニメオタクファッションから脱出)
脱オタクファッションでは「ユニクロ」「GU」「無印」の洋服が重宝するようですね。
値段もリーズナブルだしシンプルで使い回ししやすいアイテムばかりなので、まさに「無難にまとまったファッション」を目指す人にはぴったりです。
ただシンプルすぎるので、ゴスロリファッションなど今まで華やかなファッションをしていた人にとっては「つまらないな」と思ってしまうかもしれませんが、“普通のファッション”をとりあえず経験してみるには最適な方法となります。
脱オタクファッションした女子【体験談まとめ】
脱オタクファッションをした女性たちの体験談をご紹介しました。
ユニクロなどの定番ファッションから脱オタクファッションを始めてみることもおすすめですが、
「シンプルすぎて物足りない…」という人には「洋服レンタル」がおすすめです。
洋服レンタルとは、文字通り洋服をレンタルできるサブスク型のサービスです。
私も実際に使っている洋服レンタル「エアークローゼット」は、プロのスタイリストが自分に似合う洋服を選んでくれるので、洋服選びの手間がまるっと削減できます。
スタイリストに要望を伝えれば要望に沿ったコーデを組んでくれるので、ユニクロだけで固めたシンプルファッションに比べたら華やかな洋服を着ることができますよ。
エアークローゼットには、300ブランド・10万アイテムの在庫があるので、バリエーション豊富なファッションを提案してもらえるのも魅力。
スタイリストが洋服を選んでくれるので、自分に似合う洋服を知れることはもちろん、気分に合わせてファッションを変えることができるのも嬉しいポイントです。
レンタルなので気軽にいろんなファッションに挑戦できるところも使い勝手が良く、たまには自分のイメージをガラッと変える憧れのファッションに挑戦するのも、気分が上がるのでオススメですよ!
エアークローゼットが気になる方は、こちらの記事でレビュー書いてます
>> エアークローゼットを実際に使った感想と、リアルな口コミを暴露!
